パティスリーカフェ M.YASUHIKO（エム・ヤスヒコ）【東久留米市本町】

パティスリーカフェ M.YASUHIKO（エム・ヤスヒコ）

東久留米市本町

東久留米駅から徒歩約10分の場所にある「Pâtisserie Cafe『M.YASUHIKO（エム・ヤスヒコ）』」は、季節の果物や厳選素材を使った華やかなケーキや焼き菓子が評判のパティスリーカフェです。
お店に足を踏み入れると、ショーケースには色とりどりのケーキがずらりと並び、焼き菓子がかわいらしいパッケージで並べられていて、見るだけで心が弾みます。

オーナー兼パティシエの吉田友行さんは、大阪出身。
大阪や東京のパティスリーで長年経験を積み、店長を務めるなどのキャリアを経て、2017年11月に東久留米で自身のお店をオープンしました。
吉田さんが東久留米に惹かれたきっかけは、物件探しの際に出会ったこの街の豊かな自然。
西武線沿線で探しているなかで、緑が多く落ち着いた空気が漂う東久留米を気に入り、ここに腰を据えることを決めたそうです。

店名の「M.YASUHIKO」という名前は、一見するとオーナーの「友行（ともゆき）」さんとは異なるように思えますが、実は吉田さんのご両親のお名前を組み合わせて生まれたものだとか。
ご両親への感謝の思いが込められた店名には、家族や地域の方々を大切にしたいという吉田さんの人柄が感じられます。

お菓子作りの大きなこだわりは、「多くのお客さんが気軽に楽しめるよう、ナチュラルで分かりやすい素材を選ぶ」という点です。
あまり奇抜な素材は使わず、幅広い年代のお客様にとって食べやすく、すっと馴染むような味わいに仕上げるのが吉田さん流。
実際にいただいてみると、甘さはほどよく控えめで、口当たりの優しい風味が広がります。派手さよりも安心感を大切にした、ほっとするようなお菓子ばかりです。

店内にはゆったりとしたカフェスペースが設けられ、ドライフラワーやナチュラルテイストのインテリアが印象的。
吉田さんがドライフラワー好きということもあり、カウンターや壁際にはセンス良くあしらわれた花々が彩りを添えています。

カフェスペースには絵本コーナーもあり、親子連れがおしゃべりを楽しみながらお茶を飲む光景がよく見られるのだとか。
小さな子どもたちがおいしそうにケーキを頬張る姿を見ると、「やっぱりこの仕事をやっていて良かった」と思うそうで、吉田さんのやさしい笑顔が印象的です。

定番の人気商品は、ふわふわの生クリームと旬の苺を使った「ショートケーキ」や、濃厚なクリームのコクと香ばしい風味が絶妙な「モンブラン」。
さらに、オレンジブランデーをたっぷりしみ込ませた大人向けの「サバランオランジュ」も評判が高いそうです。

また、夏にはふわっとしたかき氷を提供しており、暑い季節に合わせた限定メニューを楽しみに来店する方も少なくありません。

「M.YASUHIKO」では地元・東久留米の素材を積極的に取り入れているのも大きな特色です。
たとえば東久留米の伝統小麦「柳久保小麦」を使った焼き菓子「くるロフ」は、地産地消を意識して作られたこだわりの一品。

そのほかにも、夏には地元産のカボチャを使ったスイーツ、秋にはブルーベリーを使った限定商品を取りそろえるなど、四季折々の素材を活かしたお菓子づくりを続けています。

また、焼き菓子のギフトセットも充実しているので、手土産やお祝い事、ちょっとしたお礼などにも重宝します。

大切な日を彩るデコレーションケーキのオーダーも人気で、誕生日や記念日に合わせたホールケーキを注文するお客様が多いそうです。
シンプルなデザインから華やかなフルーツ盛りまで対応してくれるので、気になる方は早めの予約がおすすめです。

新作メニューを考える苦労は大きいものの、お客さんが「おいしい！」と笑顔で帰ってくれる瞬間が何よりの励みになると吉田さんは話します。
とくに、小さなお子さんから年配の方まで幅広い世代が楽しんでくれるお店を目指しているため、お店に来る人たちとコミュニケーションをとりながら、新しいアイディアや改善点を日々模索しているのだとか。

季節感あふれるケーキや焼き菓子、そしてドライフラワーが彩る落ち着いたカフェスペースで、ほっと一息ついてみませんか。
東久留米の自然を感じながら味わうスイーツの時間は、忙しい日常をしばし忘れさせてくれることでしょう。

ぜひ近くを訪れた際には足を運んでみてください。
きっとお気に入りの一品が見つかるはずです。

Pâtisserie Cafe『M.YASUHIKO』：公式ホームページ