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BistroCoin(ビストロコワン)【東久留米市本町】

BistroCoin(ビストロコワン)

東久留米市本町

店舗外観

東久留米駅から徒歩5分ほどの場所にある「Bistro Coin(ビストロ・コワン)」は、2020年にオーナーシェフの林さんがオープンしたフレンチレストランです。

お店の名前である「Coin(コワン)」は、フランス語で「角」を意味し、街角にある小さな料理店で非日常のひとときを楽しんでほしいという想いが込められているそう。

店内に一歩足を踏み入れると、洗練された空間ながらも肩肘張らずにくつろげる、ゆとりを感じる雰囲気が広がっています。

林さんはもともと料理が好きで、都心のホテルやハウスウェディングでの調理、イタリアンレストランなど、さまざまな現場でキャリアを積んできました。

念願の独立を果たした際に選んだのが、少し都心から離れた東久留米という土地。
それでも都心に負けないクオリティの料理を、リーズナブルに提供できる店をつくりたいというこだわりがあります。

その想いの通り、「Bistro Coin」では、上質なフレンチを気取らず楽しめるとあって、近隣の方だけでなく、小平市や東村山市など少し遠方から足を運ぶお客さんも多いそう。

特別な日のディナーはもちろん、ちょっと贅沢なランチで気軽に利用するのにもぴったりです。

実際にいただいたランチセット(2200円)は、前菜・パン・メインのセットにデザートをプラス500円で付けられる贅沢な内容。

前菜は数種類から選ぶことができ、2人で訪れた取材時にはそれぞれ「キッシュロレーヌ」と「さつまいものポタージュ」をチョイスしました。

キッシュはサクサクの生地にほどよいチーズのコクが重なり、添えられたにんじんラペにもナッツの食感やさっぱりとした甘さが詰まっています。
ポタージュは優しい甘みが口いっぱいに広がり、一口ごとにほっとするような味わいでした。

メイン料理は「国産鶏とキノコのフリカッセ」と「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」を選択。

フリカッセは鶏肉がほろりとほどける柔らかさで、クリーミーなソースにキノコの風味がしっかりと溶け込んでいます。

牛ホホ肉の赤ワイン煮込みは濃厚でリッチなソースが特徴で、じっくりと煮込まれた牛ホホ肉が口の中でほどけるたびに、豊かな旨味が広がる逸品でした。

それぞれボリュームがありながらも、食べ疲れしない絶妙な加減は、林さんの丁寧な技術と素材選びの賜物と言えるでしょう。

食後のデザートには、バスク風チーズケーキとコーヒーをいただきました。

チーズの濃厚さとほんのりとした甘み、そして表面の香ばしさのバランスが絶妙で、最後まで飽きることなく味わえます。

林さんは調理を一人でこなしている分、大変さを感じる場面もあるそうですが、自分の「美味しい」という感覚をお客さんが共感してくれる瞬間が何よりの喜びだと話します。

そうした林さんの情熱が詰まった一皿が、また食べに行きたいと思わせてくれるのかもしれません。

「Bistro Coin」は、記念日や誕生日などの特別な食事にはもちろん、ちょっと気分を変えたいときのランチにも利用できる、幅広いシーンで活躍するフレンチレストランです。

ワインが好きな方は、料理に合わせて厳選されたワインとのマリアージュも楽しめるのも「Bistro Coin」の魅力。

都心まで出かけなくても、地元でこんなに本格的な味を楽しめるなんて——きっと「東久留米にこんなお店があったんだ!」と、うれしい発見になるはず。

気取らず自然体で楽しめる、街角の小さなビストロへ、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

BistroCoin:公式ホームページ

取材メモ

落ち着いた雰囲気で、特別な日のランチやディナーにピッタリだと思います!
丁寧に作られた料理もとても美味しかったです♫

BistroCoin

地図