お菓子工房ポッシュ
東久留米市東本町

東久留米駅の北口から徒歩3分ほど、静かな住宅街にひっそりと佇む「お菓子工房ポッシュ」は、地域の人々に愛され続けて10年を迎えた人気のパティスリーです。
オーナーでパティシエの石崎さんは、もともと料理全般に興味を持ち、有名店でパティシエとしてキャリアを積んだのち、2014年に独立。
2024年7月にはお店の改修を行い、落ち着いたおしゃれな空間へと生まれ変わりました。


大きな窓から差し込む陽ざしが心地よい店内には、ショーケースに並ぶ色とりどりのケーキや焼き菓子がずらり。
取材中も地元のお客さんが絶えず訪れ、誕生日ケーキの受け取りや、普段のおやつにとスイーツを買い求めていました。
地域の人に愛され、“街の洋菓子屋さん”として根付いている様子がうかがえます。
「お菓子工房ポッシュ」では、素材選びに強いこだわりを持っています。
とりわけ注目したいのが、濃厚なコクと弾力が特徴の栃木県の「日光御養卵」。
プリンやシュークリーム、ロールケーキなど幅広く使われており、濃厚なのにまろやかな味わいが評判を呼んでいるそうです。
さらに、東久留米市で栽培された「柳久保小麦」を使った焼き菓子も人気。
小麦のふすまを加えた「ふすまドレーヌ」は、香ばしさとしっとり感が同居した新感覚の焼き菓子です。


季節ごとにメニューのラインナップが変わるのも、「お菓子工房ポッシュ」の楽しみのひとつ。
旬のフルーツを使ったケーキは、色鮮やかで見た目にも華やか。
バレンタインやクリスマスなどのイベントシーズンには、限定スイーツが登場することも多く、毎年楽しみにしているファンが多いのだとか。
誕生日や記念日など、特別な日にオーダーするデコレーションケーキも好評で、石崎さんが丁寧にデザインして仕上げてくれます。


店内にはイートインスペースとして、3席だけの小さなカウンターが設けられています。
ここでいただく出来たてのケーキとコーヒーは格別です。
コーヒーにはオランダの老舗ブランド「Douwe Egberts(ダウ・エグバーツ)」を使用しており、ケーキの甘みをいっそう引き立てる優しい苦味と香りが楽しめます。
今回取材陣もシュークリームとアップルパイをイートインで堪能。
シュークリームは、注文してからクリームを詰めるため、皮はサクサク、中は卵のコクたっぷりのカスタードが詰まっていて、思わず頬がゆるむおいしさ。
アップルパイもりんごのジューシーさがたまらない一品で、パリッとした生地とのコントラストが楽しめました。




店名の「ポッシュ」とは、フランス語でクリームを絞る道具「絞り袋」のこと。
石崎さんは「お菓子を通して、食べてくださる方を笑顔にしたい。毎日、ポッシュにその想いを込めているんです」と笑顔で話します。
改修を経てさらに洗練された空間で、石崎さんの温かい想いが詰まったスイーツをゆっくりと味わえば、幸せな気持ちに包まれること間違いなしです。
たくさんの魅力が詰まった「お菓子工房ポッシュ」。
心ときめくスイーツを探しに、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。
甘さの奥に感じる素材の豊かな風味と、作り手の優しい心遣いが、きっとあなたの大切な日々をより華やかに彩ってくれることでしょう。



取材中、若い方からお年寄りまで色々な方がお店を訪れてケーキやスイーツを買って帰っていたのが印象的でした。
地域に愛されている人気のお店です。
お菓子工房ポッシュ
地図
https://www.instagram.com/cake_poche/
公式ホームページ

住所
東京都東久留米市東本町14-25
電話番号
042-420-6450
営業時間
11:00~18:00
水・木曜日定休
※メニュー内容や営業時間などは取材時のものです。最新の情報はお店に直接ご確認ください。