イーストサイドカフェ＆ダイニング
東久留米市新川町
東久留米駅の東口を出てすぐ、ロータリー沿いのビル2階にある「イーストサイド・カフェ」は、まるで海外リゾートに迷い込んだような開放的な雰囲気が魅力のカフェ＆ビストロです。
2022年5月にオープンしたばかりですが、すでに多くのお客さんが訪れる人気店となっています。
お店の名前「イーストサイド・カフェ」は、東久留米駅の“東口”に位置していることから名付けられたそうです。
オーナーのソビ・トーマス・アブラハムさん（通称ソビさん）はインド出身で、今から約40年前の1983年に来日し、長年キリスト教関係の団体で働いてこられました。
その後独立を決意し、これまで培ってきた人間関係と「人の助けになりたい」という想いを形にする場として「イーストサイド・カフェ」をオープンしたのだとか。
店内は、ハワイのようなリゾート感漂う内装がとても印象的です。
温かみのある木のテーブルやインテリア、ゆったりとしたソファ席などが配置され、晴れた日にはテラス席も気持ちよく利用できます。
店内・テラスともに開放的なつくりとなっているので、外国人のお客様はもちろん、ファミリーから一人でのんびり過ごしたい方まで、幅広い層がリラックスできる空間です。
スタッフは英語を話せる方ばかりで、国際色豊かなやりとりが飛び交うのもこのお店の魅力のひとつ。
パーティーやバーベキューなどの貸切イベントにも対応しており、海外のホームパーティーのような気分を味わえそうです。
「イーストサイド・カフェ」では、ランチからディナー、カフェメニューまで幅広いメニューを展開しており、そのこだわりは「東久留米にまだないものを提供したい」という思いから来ているそうです。
特にコーヒーは、奈良県の職人がブレンド・焙煎したスペシャルな豆を使用していて、実際に飲んでみると深い酸味とコクが感じられる絶品。
丁寧にドリップしてサーブされるので、コーヒー好きな方はもちろん、ふだんはあまりコーヒーを飲まない方もぜひ試していただきたい味わいです。
さらにメニューは、ハンバーガーやピザといった定番の洋食から、ビーガン系の料理まで幅広く取り揃えられています。
ソビさんがこだわるのは、ただ“珍しい”だけではなく「良い素材を使い、丁寧に仕上げること」。
取材陣2人がお店を訪れた際には、ポークサーロインステーキのランチコースと、看板商品のイーストサイドバーガーセットをいただきましたが、どちらも見た目からしてボリュームたっぷり。
実際に食べてみると、ステーキの肉質やバーガーのバンズ・パテなど、素材の良さを存分に生かした味わいで、とても満足度が高い一皿でした。
セットにつくコーヒーも香りが豊かで、このカフェならではの特別感をしっかりと堪能できます。
また、メキシカンライスのような少し変わったメニューもあり、訪れるたびに新鮮な驚きや楽しみを感じられるのも魅力のひとつ。
外国人のお客さんにはハンバーガーが特に人気で、パテやソースにこだわった本格的な味わいが支持されています。
オーダーが入ってから一つひとつ丁寧に作るスタイルなので、提供までに少し時間はかかるものの、その分、温かい料理をゆっくり味わいながら会話を楽しむことができます。
ソビさんも「お客様がリラックスして過ごしてくれれば何より嬉しい」とのことで、慌ただしさとは無縁のゆったりした時間が流れています。
ソビさんが40年にわたり日本で培ってきた人とのつながりは、お店づくりの大きな支えにもなっているそうです。
オープンしてからの大変な時期も、多くの方が力を貸してくれたおかげで乗り越えられたと語ります。
「人の助けになりたい」というソビさんの気持ちは、ご自身が助けられてきた体験から来ているのかもしれません。
イーストサイド・カフェにはそんな温かなストーリーが息づいているためか、訪れるお客さん同士の距離も近く感じられます。
営業時間は、ランチタイムが11:00～14:30、カフェタイムが14:30～17:00、ディナータイムが17:00～21:30（ラストオーダー21:00）となっています。
さまざまなシーンで利用できるのも嬉しいポイント。
東久留米駅から徒歩すぐというアクセスの良さもあり、ふらりと立ち寄るにも便利な「イーストサイド・カフェ」。
日常を少しだけ離れて、海外リゾートのような開放感を味わえる空間で、上質なコーヒーと美味しい食事をゆったり楽しんでみてはいかがでしょうか。
気さくなスタッフとソビさんの笑顔が迎えてくれますよ。
ぜひ一度足を運んでみてください。
ボリュームたっぷりのイーストサイドバーガー、とても美味しかったです♫
東久留米駅のロータリーを眺める大きな窓からの景色も素敵で、ゆっくり過ごすのにピッタリです。