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た川【東久留米市金山町】 

うなぎ・天ぷら た川

東久留米市金山町

店舗外観

東久留米駅の北口を出て徒歩約7分。
金山町の静かな通りを歩いていると、風情ある暖簾(のれん)と、「うなぎ」と書かれた看板が目に飛び込んできます。

ここ「た川」は、昭和57年(1982年)に創業し、今年で44年目を迎える老舗の和食店。
長きにわたりこの街の変遷を見守りながら、変わらぬ味と温かいおもてなしで地域の人々に愛され続けている名店です。

店主の有川さんは、お店のオープン以来、40年以上厨房に立ち続けています。
創業当時は、お店の前をバスが通り、周囲にも多くの飲食店が並んで賑わっていたそうです。
時代の移り変わりとともに街の景色は少し静かになりましたが、「た川」には今も変わらず、親子3代にわたって通い続ける常連さんたちの姿があります。

「おじいちゃん、おばあちゃんが来ていて、その息子さん、お孫さんまでずっと来てくれる。そういう時が一番嬉しいですね」と有川さんは目を細めます。

「た川」の代名詞とも言えるのが、やはり「うなぎ」です。
店頭の看板にもある通り、使用するのは愛知県三河一色産の活鰻。
有川さんのこだわりは、その日使う分を毎日丁寧に手作業で裂くこと。
忙しい日には、なんと1日に2回も鰻を裂くことがあるといいます。

そして味の決め手となるタレは、実質50年近くも継ぎ足して守られてきた秘伝のもの。
炭火でじっくりと焼き上げられた鰻は、香ばしい匂いとともに、食欲をそそる照りをまとって運ばれてきます。

今回いただいたのは「うなぎ丼」。
見てください、このふっくらとした身の厚み!
お重ではなく丼スタイルで気軽に楽しめるメニューですが、ボリュームは満点です。

一口食べると、表面は炭火焼きならではのパリッとした香ばしさがあり、中はふんわりと柔らか。
長年継ぎ足されたタレは、濃厚ながらも鰻本来の旨味を邪魔しない絶妙な味わいで、ご飯が止まらなくなります。

しかも驚くべきは、その価格。
国産のブランド鰻を使用し、お吸い物やお新香、さらには食後のコーヒーゼリーまで付いて2,400円(税込)というから驚きです。(2026年1月現在の価格)
「お腹いっぱい食べてほしい」という有川さんの思いから、うな重とうな丼はランチもディナーも「ご飯の大盛り無料」というサービス精神には頭が下がります。
(その他のメニューはランチタイムのみ大盛り無料)

うなぎ以外にも、天ぷらやお刺身といった和食メニューも充実しています。
「天重(1,200円)」や「刺身定食(1,500円)」など、どれも素材の良さとボリュームには自信ありとのこと。
お昼は定食として、夜はお酒と一緒に楽しむ肴として、さまざまなシーンで利用できるのも嬉しいポイントです。

店内はカウンター席とテーブル席、奥にはお座敷もあり、まるで実家に帰ってきたかのようなホッとする空間が広がっています。
高級なうなぎ店というと少し敷居が高く感じるかもしれませんが、「た川」はテレビの音が流れるような、気取らない家庭的な雰囲気が魅力。

「うちは温かい店なので、何でも気軽に言ってほしいですね」と有川さん。
「ごちそうさま、美味しかったよ」と言って帰っていくお客さんの笑顔を見るのが、何よりの喜びだそうです。

最後に、有川さんから読者の皆さんへメッセージをいただきました。
「この記事を見て来てくれた方は、ぜひ『記事を見ました』と気軽に声をかけてください。思いが伝わったんだなと嬉しくなりますから」

美味しい鰻をお腹いっぱい食べたい時、ちょっと元気をチャージしたい時。
東久留米の「た川」へ足を運んでみてはいかがでしょうか。
こだわりの職人技と、心温まるおもてなしが待っていますよ。

取材メモ

うなぎ丼、本当に美味しかったです!タレがたっぷり染みたご飯だけでも箸が進んでしまいました。
サービスの温かいお茶も、なんだか嬉しかったです。
店主の有川さんの笑顔に癒やされました♫

うなぎ・天ぷら た川

地図